マッサージピールとミラノリピールの違いを比較|選び方ガイド
「マッサージピールとミラノリピール、どちらを受けるべきか」を判断するために、まずはそれぞれの基本を押さえましょう。この記事では、2つの浸透型ピーリングを7項目で徹底比較し、あなたに合う選び方をご提案します。
マッサージピールとミラノリピールの基本情報
マッサージピール(PRX-T33)の特徴
マッサージピールはイタリアWiQo社製の「PRX-T33」を使用する施術です。「コラーゲンピール」とも呼ばれます。
主成分: TCA33% + 低濃度過酸化水素 + コウジ酸5%
最大の特徴は「剥離なしで真皮に作用する」点です。過酸化水素がTCAによる表皮の剥離を抑制し、TCAが真皮の線維芽細胞を直接刺激してコラーゲン増生を促進します。施術直後からハリやツヤの変化を実感しやすく、皮むけがほぼないためダウンタイムもほぼありません。
ミラノリピール(Milano Repeel)の特徴
ミラノリピールはイタリアで開発された複合型ピーリングです。
主成分: TCA35% + ラクトビオン酸 + サリチル酸 + タルトル酸 + クエン酸 + ビタミン + アミノ酸 + スクワラン
マッサージピールよりもTCA濃度が高く(35%)、5種の酸と栄養成分を配合。より広範かつ強力なピーリング効果が期待できる反面、施術後に皮むけを伴うダウンタイムがあります。ボディ専用製剤(TCA50%)が用意されている点も特徴です。
【徹底比較表】7項目で違いを解説
成分・メカニズム・効果の違い
| 比較項目 | マッサージピール | ミラノリピール |
|---|---|---|
| 製品名 | PRX-T33 | Milano Repeel |
| TCA濃度 | 33% | 35%(ボディ用50%) |
| その他の酸 | なし | ラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸、クエン酸 |
| 特徴的な成分 | 低濃度過酸化水素(剥離抑制)、コウジ酸(美白) | ビタミン、アミノ酸、スクワラン(修復サポート) |
| 作用メカニズム | 真皮浸透型(剥離なし) | 複合型(表皮剥離+真皮浸透) |
| 主な効果 | ハリ・ツヤ・美白 | 毛穴・ハリ・くすみ・ニキビ跡 |
| 効果の幅 | ハリ・ツヤに集中 | 多方面に広く作用 |
マッサージピールの過酸化水素は「表皮を守りながら真皮に届ける」ための成分であり、ミラノリピールは「表皮も真皮も同時にケアする」という設計思想の違いがあります。
ダウンタイム・痛み・料金の違い
| 比較項目 | マッサージピール | ミラノリピール |
|---|---|---|
| 皮むけ | ほぼなし | あり(3〜14日) |
| ダウンタイム | ほぼなし | 7〜14日 |
| 痛みレベル | 2〜3/5 | 3〜5/5 |
| 赤み | 施術直後〜数時間 | 2〜5日 |
| メイク | 当日OK | 当日OK(※皮むけ中は浮きやすい) |
| 施術頻度 | 1〜3週間に1回 | 月1回 |
| 推奨回数 | 5回 | 3〜5回 |
| 1回あたり相場 | 11,000〜25,000円 | 10,000〜25,000円 |
最大の違いはダウンタイムです。 マッサージピールは施術当日からいつもどおりの生活が可能ですが、ミラノリピールは7〜14日の皮むけ期間を見込む必要があります。この違いが選択の最も大きなポイントになります。
あなたに合うのはどっち?タイプ別おすすめ
マッサージピールがおすすめの方
- ダウンタイムが取れない方: 仕事や予定の調整が難しい方に最適。施術当日から通常生活が可能
- 初めて浸透型ピーリングを受ける方: 痛み・ダウンタイムが少なく、初回の施術として始めやすい
- ハリ・ツヤを重点的に改善したい方: コラーゲン増生に特化した設計
- 肝斑が気になる方: コウジ酸の美白効果があり、剥離がないため肝斑への刺激が少ない
- 定期的なメンテナンスとして受けたい方: 短い間隔で無理なく継続できる
ミラノリピールがおすすめの方
- ダウンタイムを許容できる方: 7〜14日の皮むけ期間を確保できる方
- しっかりとした効果を求める方: 5種の酸による複合的で強力なアプローチ
- 毛穴・ニキビ跡の改善を目指す方: マッサージピールでは届きにくい領域にも作用
- 本格的なエイジングケアに取り組みたい方: 表皮と真皮の両方に多角的に働きかける
- ボディの施術も希望する方: 背中・腕・脚用の高濃度製剤(TCA50%)がある
迷ったら: どちらが自分に合うか判断がつかない場合は、まずカウンセリングで医師に肌の状態を診てもらうのが確実です。肌質・肌悩み・生活スタイルを総合的に判断して、最適な施術を提案してもらえます。
効果の違い
| 悩み | マッサージピール | ミラノリピール |
|---|---|---|
| ニキビ・毛穴 | ○ | ◎ |
| シミ・くすみ | ○ | ◎ |
| ハリ・小じわ | ◎ | ◎ |
| ニキビ跡 | ○ | ◎ |
料金の違い
| 項目 | マッサージピール | ミラノリピール |
|---|---|---|
| 1回あたり相場 | 11,000〜25,000円 | 10,000〜25,000円 |
| 5回コース相場 | 50,000〜100,000円 | 45,000〜100,000円 |
| 推奨回数 | 5回(短期集中ケア) | 3〜5回(月1回) |
意外と料金に大きな差がありません。ダウンタイムが選択の主要因になります。
生活への影響
| 項目 | マッサージピール | ミラノリピール |
|---|---|---|
| メイク | 当日OK | 当日OK(※皮むけ中は浮きやすい) |
| 洗顔 | 当日OK | 当日OK |
| 仕事への影響 | ほぼなし | 5〜7日目は見た目に影響 |
| 大事なイベント予定 | 直前OK | 2週間以上前に完了推奨 |
初心者向け度
| 項目 | マッサージピール | ミラノリピール |
|---|---|---|
| 初心者向け度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 痛みの少なさ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| ダウンタイムなし | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
両方を組み合わせるという選択肢
交互施術のメリット
マッサージピールとミラノリピールは「どちらか一方を選ぶ」だけでなく、交互に受けるという選択肢もあります。
具体的には、以下のような使い分けです。
- 普段のメンテナンス: マッサージピール(月1〜2回)でハリ・ツヤを維持
- 集中ケア期間: ダウンタイムが取れるタイミングでミラノリピールを受け、毛穴やキメを一気に改善
- 季節に応じた切り替え: 紫外線の強い夏はダウンタイムの短いマッサージピール中心、秋冬にミラノリピールで集中ケア
両方の長所を活かすことで、ダウンタイムの負担を最小限に抑えつつ、高い効果を持続的に得ることが可能です。
ヴェルベットスキン(ダーマペン+マッサージピール)
マッサージピールは他の施術との組み合わせも可能です。代表的なのが「ヴェルベットスキン」で、ダーマペンで微細な穴を開けた直後にPRX-T33を塗布します。薬剤がより深く浸透し、コラーゲン増生効果の向上が期待できます。
ダウンタイムはダーマペン単独(2〜7日)と同程度です。ダーマペン施術に興味がある方は、ヴェルベットスキンも選択肢として検討する価値があります。
よくある質問(FAQ)
Q1: マッサージピールとミラノリピール、効果が高いのはどちらですか? 一概には比較できません。ミラノリピールのほうが強力な作用を持ちますが、それはダウンタイムとのトレードオフです。「効果の高さ」は肌の状態や目的によっても変わります。ハリ・ツヤ改善にはマッサージピール、毛穴・ニキビ跡にはミラノリピールが向いています。効果には個人差がありますので、カウンセリングで医師の判断を受けることをおすすめします。
Q2: 両方を同じ日に受けることはできますか? 同日の施術は推奨されません。どちらもTCAを高濃度で含むため、同日に使用すると過度な刺激となり、炎症や色素沈着のリスクが高まります。交互に受ける場合は、マッサージピールの後は最低1週間、ミラノリピールの後は皮むけが完全に落ち着いてから(通常2〜3週間後)に次の施術を検討してください。
Q3: コラーゲンピールとマッサージピールは同じものですか? はい、同じ施術です。どちらもPRX-T33という薬剤を使った施術を指す名称です。「コラーゲンピール」はコラーゲン増生効果に着目した通称、「マッサージピール」は施術方法(マッサージしながら浸透させる)に着目した通称です。
まとめ
マッサージピールとミラノリピールの最大の違いは「ダウンタイムの有無」です。
| 判断基準 | マッサージピール | ミラノリピール |
|---|---|---|
| ダウンタイム | ◎ ほぼなし | △ 7〜14日 |
| 効果の強さ | ○ 中程度 | ◎ 強力 |
| 痛みの少なさ | ◎ 軽度 | △ 中〜強度 |
| 効果の範囲 | ○ ハリ・ツヤ中心 | ◎ 多方面 |
| 初めての方 | ◎ 適している | △ やや上級者向け |
ダウンタイムが取れない方、初めての浸透型ピーリングにはマッサージピール。ダウンタイムを許容でき、しっかり効果を出したい方にはミラノリピール。どちらも優れた施術であり、目的と生活スタイルに応じて選ぶことが大切です。
Ledian Clinicでは、カウンセリングで肌の状態を診察した上で、どちらの施術が適しているかをご提案しています。「自分にはどちらが合うか」を知りたい方は、お気軽にご相談ください。
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